Try & Challenge.

未経験からのWeb制作学習や、ファッション、アパレル業界について。他雑多なことも。

「学習性無力感」について、仕事の中で感じたこと。

 

はじめに

「学習性無力感」という言葉をご存知でしょうか。

簡単に説明すると、「苦痛から逃れる方法がないと学習してしまうと抵抗や苦痛の状況から逃れる術を考えることすらできない状態になること」です。

動物での実験例含め様々な書籍で紹介されているワードなので聞いたことがある人も多いと思います。 

知らないとあまり意識することはないと思いますが、

過去、実際に仕事の中で「これが学習性無力感か!」と思うことがありました。

 

最初は抵抗する

私が働いている企業では週次のミーティングがあります。

主に営業が前週の売上と今週の行動予定を報告するという内容ですが、以前は非常に重い空気が有りました。

その原因は、毎週必ず起こる創業者の長い説教です。

売上に対しては当然批判される上、仕事に対する心構えだったり行動についてひたすら否定され続けます。

まあ営業の報告の仕方や質問に対する返答もあまり要領を得ないものが多かったです。

ある時中途採用で営業歴10年以上の男性が入社しました。

入社からひと月程たち、その人が週次ミーティングで報告する時が来ました。

良くない売上の報告をしていると、当然突っ込まれます。

最初の数回のミーティングでは、その人もこれまでの経験から反論をします。

しかしどんなに説明しても否定され続けていると、次第にその人はあまり発言せず、「すみません」と謝罪するばかりになってしまいました。

 

外へ出るか思考停止か

入社から約半年もたたないうちに、前述の営業さんは退職してしまいました。

最後は会社に悪い印象しか持っていなかったと思います。

檻の中の動物と違い、外へ出ることが可能な人間なので転職という選択肢があります。

 

「学習性無力感」といえる状態は、その他の思考停止になってしまった人の状態です。

ただじっと深刻な顔をして説教が終わるのを待って、ミーティングが終わるとホッとしている様子を見ると悲しくなりました。

 

思考停止状態にならないために

今回のケースでは、退職する以外ないと思います。

もしくはパワハラで訴えてしまうか。

創業者ワンマン経営の中小企業だったので(今も中小ですが創業者は現場を離れた)コンプライアンス意識もろくにありませんでした。

現在でも、たまーーーに営業への説教タイムは起きますが、以前に比べて大分マシになりました。

今回私が事例として挙げたのはパワハラと言ってもいい説教でしたが、普段仕事をしていて反射的に思考停止していないか気をつけたほうが良いと思います。

問題発生時や上手くいかないことがある時にじっと耐えるのではなく、状況を変えるために何か行動するという習慣をつけていけば良いのではないかと考えます。